【後編】オンプレミスファイル、クラウド化の課題解決:大容量のファイルには「Azure File Sync」で高速アクセスを確保(岩原裕樹のクラウド徹底活用コラム 第6回)

2023年02月02日

岩原裕樹のクラウド徹底活用コラム 第6回(後編)は、クライアントからの大容量ファイルの高速アクセスを実現する「Azure File Sync」について解説します。興味のある方はご覧ください。

 

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前編では、NASやファイルサーバーに代わるストレージとして、可用性や堅牢性、拡張性に優れたクラウドストレージサービスである「Azure Files」をご紹介しました。このサービスは、SMBとよばれるプロトコルで、モバイル環境や社内の端末から直接接続して、クラウドストレージを安全に利用できるのですが、課題が無いわけではありません。
数百MBや数GBの大容量ファイルに対して頻繁にアクセスするようなケースにおいては、インターネットを経由したアクセスのため待ち時間が長くなります。ユーザーとしては、アクセスに時間がかかるのは運用に直接影響しますから、「やはりサーバーをオンプレで設置していた方が快適だった」と、オンプレミス回帰への圧力が発生しかねません。
管理者としては、オンプレミスでサーバーを設置したら、ストレージ容量の監視や可用性の確保、バックアップ対策などの運用業務が必ずついて回るため、できるだけオンプレミスのサーバーは設置したくないところです。

 

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【後編】オンプレミスファイル、クラウド化の課題解決:大容量のファイルには「Azure File Sync」で高速アクセスを確保(岩原裕樹のクラウド徹底活用コラム 第6回)

 

 

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